高橋晋也、みちのく記念決勝進出！地元3人と共に勝利へ挑む

高橋晋也、決勝進出へ意気込みを語る

青森競輪で開催されている「みちのく記念善知鳥杯争奪戦(GIII)」は29日に最終日を迎え、S級決勝に進出する高橋晋也選手に話を聞いた。

高橋選手は、平塚オールスターでの落車の影響もあり、共同通信社杯では本来の走りができなかった。しかし、初日は下げての捲りで1勝を挙げ、二次予選では4着ながら準決勝に進出。準決勝では4車ラインの先導役を務めた。

「大方の予想通り前から突っ張りましたが、森田優弥選手の巻き返しが早く、出切られてしまいました。しかし、吉田拓矢選手の位置に飛び付いて番手を奪取。そのまま森田選手が押し切って1着、高橋選手の後位の永澤剛選手が伸びて2着、高橋選手は3着をキープし、3連単は8万円を超える高配当となりました。

高橋選手は、「新山選手がスタートを取ってくれて助かりました。このメンバーでは後ろからのカマシは決まらなさそうだったので、森田選手を警戒し過ぎて波を作ってできた影の見えないところから来られてしまった。吉田選手が離れ気味だったし、引けないところだったので飛び付いた。森田選手が流したところを捲ってもよかったかもしれない。脚は戻っているが、そもそもの脚力が足りない」と反省の弁も述べた。

決勝では話し合いの末、高橋-新山響平-守澤太志-永澤剛の布陣が決まった。「任せてもらえたので自分が前で頑張ります。ラインから優勝者を出せるように頑張ります」と、高橋選手は意気込みを語った。

決勝に勝ち上がったものの、レース内容には全く満足していない様子だった。決勝では地元の3人に任されたし、準決勝の分までブンブン駆けるだろう。

高橋選手の決勝での活躍に注目が集まる。彼の意気込みと、ラインの協力が、優勝への道を切り開くことができるか、見逃せない展開が期待される。