青森競輪:みちのく記念・善知鳥杯争奪戦で高橋広大が見事勝利、特大車券誕生
青森競輪:みちのく記念・善知鳥杯争奪戦
6R1着の高橋広大(37=埼玉)が、青森競輪場で開催された「みちのく記念・善知鳥杯争奪戦」の選抜6Rで見事1着を飾った。このレースでは、3連単35万4230円の特大車券が飛び出し、観客を驚かせた。
レースは1番人気の五十嵐綾(42=福岡)が落車するという予想外の展開に。その影響で各ラインは分裂し、レースの流れが大きく変わった。高橋と2着の大屋健司(43=広島)は、ともにライン3番手同士でワンツーを決めた。
大屋は、「目の前で落車があったので、自分もコケるかと思ったほどだった」と振り返る。大ピンチから一転、最後は冷静にレースを展開し、2着を確保した。一方、1着の高橋は五十嵐を追走していたが、落車の瞬間は横に避けて難を逃れた。「初手から、思っていた展開と違っていたからね。難しいレースだった」と、高橋は1着を獲得したものの、笑顔は見せなかった。
このレースの結果は、予想外の展開と選手たちの冷静な対応が、特大車券の誕生につながったことを示している。高橋と大屋の活躍は、競輪ファンの注目を集め、今後のレースにも大きな期待が寄せられている。