フライブルクの堂安律、ザンクトパウリ戦敗北後、自身の成長とチームの改善を誓う

フライブルクの堂安律、ザンクトパウリ戦敗北後、自身の成長とチームの改善を誓う

フライブルクの堂安律、ザンクトパウリ戦の敗北を振り返る

28日、ブンデスリーガ第5節でフライブルクはザンクトパウリと対戦し、0-3で敗れた。この試合で堂安律は右サイドハーフとして先発出場を果たした。試合はフライブルクがボールを保持しながら攻撃を仕掛けた一方で、ザンクトパウリは5バックの堅固な守備を展開し、奪ったボールを巧みに活用して反撃を仕掛けた。

試合は12分にイライアス・サアドが先制点を奪い、45分にはオラダポ・アフォラヤンが追加点を決め、ザンクトパウリが2点をリードして前半を終えた。後半に入ると、フライブルクはより攻撃的な展開を試みた。セットプレーからゴールを決めたものの、VAR判定の結果オフサイドとなりノーゴールに。さらに73分にはカウンターから失点し、3失点目を献上した。その後、フライブルクは再び反撃を試みたが、85分に堂安が決めたゴールもVAR判定の結果オフサイドとなり、試合は0-3で終了した。

堂安は2試合連続ゴールとはならなかったものの、試合中印象的なプレーを披露し続けた。チームがうまく機能していない中でも、自ら周りとのコミュニケーションを取り、自身の動きで変化をつけるなど、勝利のために細部にこだわるプレーを続けた。

試合後、堂安は「今日はうまくいかなかった」と悔しさを口にしたが、「ボールをもらえればやれるチャンスはある。自分が今っていうタイミングとチームの渡してくるタイミングが噛み合ってくれば、もっと良くなっていく」と、今後の展望について語った。また、「まだまだコンディション的にMAXではない」としながらも、「今日は悪くなかったと思いますし、ちょっとずつ上げていく必要がある。ゴール前のイメージも上がってきてはいる」と、自信をのぞかせた。

堂安は今後、周りとの呼吸を合わせていくことが重要だと強調し、次の試合ではさらにキレのある動きを披露する意気込みを示した。フライブルクの今季2敗目となったこの試合を経て、堂安の成長とチームの改善が期待される。