三遠ネオフェニックス、CS優勝を目指し3Pシュート確率アップに注力
3Pシュートの確率アップが目標 バスケットボールBリーグの「三遠ネオフェニックス」が来月の開幕戦を前に、最終調整を進めている
バスケットボールBリーグの「三遠ネオフェニックス」が、来月の開幕戦に向けて最終調整を進めている。昨季はチャンピオンシップ(CS)で西地区の広島ドラゴンフライズに敗れ、日本一の座を逃した。今季は、昨季の経験を活かし、CS優勝を目指す。主将の佐々木隆成選手に、昨季の反省点や今季の意気込み、パリ五輪での経験について話を聞いた。
昨季の反省点
「昨季のCSでは、経験の不足が大きかったと思います。CSは通常のリーグ戦とは異なる緊張感とプレッシャーがあります。僕自身もCSに出たことがなかったので、その経験の不足が足りなかった部分だと思います。しかし、今年は経験した選手が数多くいるので、アドバンテージになると考えています。」
パリ五輪での経験
「パリ五輪では、リザーブメンバーとして選ばれました。試合には出場しませんでしたが、世界のトップレベルの選手たちがどのような姿勢や強度でバスケットボールをやっているかを肌身で感じることができました。特に、フランス戦は非常に印象的な試合で、その強さとスピードに圧倒されました。」
収穫と課題
「スピードの面では、ある程度渡り合えると感じました。しかし、課題はたくさんあります。弱点を具体的に挙げるとばれるのであまり言いたくないですね(笑)。一つ挙げるとすれば、『シュート力』です。特に3ポイントシュートの確率を上げたいです。数字にはこだわらないですが、自分のシュートだと思ったら落ち着いて打っていきたいです。」
吉井裕鷹選手の存在
「吉井選手とは大学生の頃に『大阪エヴェッサ』で同じチームで、よく知っている間柄です。五輪でも一緒に行動し、プライベートの話もしていました。彼の加入はチームにとって非常に大きいです。ディフェンス面では、外国人選手にも当たり負けせず、頑張ってくれます。攻撃面でもアグレッシブにシュートを狙えるオールラウンダーで、いつも彼のプレーを見てすごいと感じています。」
来季に向けて
「今季の目標はCS優勝です。中地区は激戦区になりましたが、まずは地区優勝し、CSをどのように戦っていくかチーム一丸となって戦っていきたいです。」
三遠ネオフェニックスは、昨季の経験を活かし、チームの強化を図っている。主将の佐々木隆成選手を中心に、チーム全体が一丸となって、CS優勝を目指す。来月の開幕戦に向けて、最終調整を重ね、万全の態勢で臨むことを誓っている。ファンやサポーターも、三遠ネオフェニックスの活躍に期待が高まっている。