「宇宙刑事シャイダー」40周年: ブルーレイ発売イベントにパパイヤ鈴木登場、川島芳美との意外な繋がりが明らかに
「宇宙刑事シャイダー」40周年ブルーレイ発売イベントに川島芳美の弟・パパイヤ鈴木が登場
1984年に放送された特撮ドラマ「宇宙刑事シャイダー」の40周年記念ブルーレイ発売イベントが、29日、東京・池袋CLUB Mixaで開催されました。このイベントでは、同作のテレビシリーズを収めた全3巻のブルーレイBOXがリリースされ、多くのファンが集まりました。
「宇宙刑事シャイダー」は、1982年の「宇宙刑事ギャバン」、1983年の「宇宙刑事シャリバン」に続く「宇宙刑事シリーズ」の第3弾として東映が制作しました。主人公の沢村大(さわむら だい)が「焼結(しょうけつ)」と発すると、スタイリッシュな青と銀のコンバットスーツに変身し、相棒の女性刑事・アニーと共に、地球侵略を企む犯罪組織・不思議界フーマと戦う名作として知られています。
イベントには、アニー役の森永奈緒美(もりなが なおみ)や、元女優の川島芳美(かわしま よしみ)さん演じるフーマの女戦士・ギャル軍団のメンバーら、多くのキャストとスタッフが集結しました。さらに、「宇宙刑事ギャバン」や「宇宙刑事シャリバン」の俳優陣も駆けつけ、ファンにとって特別な一日となりました。
思い出トークでは、ギャル軍団のギャル3を演じた川島さんが、撮影現場での裏話を披露し、会場は盛り上がりました。軍団メンバーは、「芳美が『ギャル、昼!』って言えば、(昼食に)ついていく感じでチームワークがよかった。その頃から芳美は仕切り屋でしたね」と、今も変わらぬ仲のよさを語り、笑いを誘いました。
その後、ステージが始まり、不思議獣パヤパヤを名乗るダンサーで振付師のパパイヤ鈴木が、フーマ軍団を率いていきなり乱入。アフロヘアとマント姿でシャイダーとアニーと戦う「即席アクションショー」が繰り広げられ、観客は大いに盛り上がりました。
ゲストとして登場した不思議獣とシャイダーとのつながりに?が漂う中、「宇宙刑事シャリバン」に主演した渡洋史(わた ひろし)が、ギャル軍団の川島さんの弟がパパイヤであることを発表。観客は「2度目のサプライズ」に驚き、会場はどよめきの声に包まれました。
川島さんは現在、パパイヤが所属する芸能事務所の社長を務めており、弟の仕事を見事に「仕切って」いるというエピソードも披露されました。この意外な関係性が明かされ、ファンの興奮はさらに高まりました。
「宇宙刑事シャイダー」は、その独特の世界観と魅力的なキャラクターで、多くのファンを魅了し続けています。40周年という節目を迎え、新たな形でファンの前に姿を現した「宇宙刑事シャイダー」は、今後も多くの人々の心をつかみ続けることでしょう。