今村聖奈騎手、腰痛で再び戦線離脱。若手注目株の苦悩
今村聖奈騎手、腰痛のため騎乗取りやめ
29日の中山競馬で3鞍に騎乗予定だった今村聖奈騎手(20歳、寺島厩舎)が、腰痛のため2Rのメリトーリアス、7Rのウイングスオブラヴ、12Rのストレングスの全ての騎乗を高杉騎手に乗り替わりとなった。
今村騎手の師匠である寺島調教師は、中山競馬場で取材に応じ、「今朝、起きた時に腰を痛めたようだ。ギックリ腰のような症状で、週明けに病院に行く予定だ。復帰までどれくらいかかるかはまだ未定だ」と状況を説明した。
今村騎手は6月に函館競馬場で調教中に落馬し、右肩を脱臼する重傷を負った。その後、3カ月の休養を経て、今月21日の中山7Rで戦列に復帰したばかりだった。今回の腰痛により、再び競馬ファンを心配させる事態となった。
今村騎手は若手騎手の中でも注目株の一人で、その活躍が期待されていた。今回の休養期間中も、彼女の回復と早期復帰を願う声が多数寄せられている。今後の状況に注目が集まる。