日本ハム・伏見寅威捕手、1軍復帰でCSへの道開く
日本ハム・伏見寅威捕手が1軍復帰、2点適時二塁打でチームに貢献
頼れる男が帰ってきた。腰痛で離脱していた日本ハム・伏見寅威捕手(34)が29日のソフトバンク戦で1軍復帰を果たした。4点を追う7回2死一、二塁の場面で代打として登場し、左中間を破る2点適時二塁打を放った。8回からは守備に復帰し、2投手をリード。6年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)での活躍を誓った。
久しぶりの歓声が心地よかった。4点を追う7回2死一、二塁の場面で「代打・伏見」とアナウンスされると、本拠地移転後最多となる3万7527人の観客から地鳴りのような声援が送られた。ファンも、伏見自身も待ちわびた1軍復帰戦。歓声に後押しされるように、即座に快音を響かせた。
「久しぶりだったが、チームも負けていた。ずるずるいくわけにはいかんと。チャンスの場面だったので積極的にいきました」と、伏見は試合後のインタビューで語った。カウント1-1から、2番手の大山の133キロ低めスライダーを捉えた。体勢を崩されながらも左手一本で運び、左中間を破る2点適時二塁打を放った。「大事な時期に離脱して申し訳なさもあったので、結果を出せて良かった」と、一時2点差に迫る一打に感慨を込めた。
今月18日のソフトバンク戦で先発出場したが、腰痛を訴え、大事を取って6回の守備から途中交代した。過去にも腰を痛めたことはあったが、「ちょっと違った痛みの出方だった」と振り返る。道内で療養し、この日に最短で復帰。8回からはマスクもかぶり、2投手をリードし、「動けたというのは良かった」と、万全をアピールした。
伏見の離脱中に日本ハムは今季2位が確定し、CS本拠地開催が決定した。オリックス時代に短期決戦の戦い方を熟知する伏見は、「スーパープレーや、ファインプレーができないと勝てないわけではない。基本的なことができるか、できないかが勝負だと思う」と、チームのCSでの戦い方について語った。帰ってきた男が、CSからの逆転日本一へと導く。
伏見の復帰は、日本ハムにとって大きな力となること間違いなし。彼の経験とリーダーシップが、チームの士気を高め、CSでの活躍に繋がることを期待したい。伏見自身も、6年ぶりのCSでの活躍を誓い、チームの逆転日本一に向けて全力で戦う決意を固めている。
伏見寅威の経歴と貢献
伏見寅威は、1989年12月1日に生まれ、2008年にドラフト1位でオリックス・ブルーウェーブ(現オリックス・バファローズ)に入団した。2018年に日本ハム・ファイターズに移籍し、チームの主力捕手として活躍している。彼のキャリアは、その豊富な経験と高いリーダーシップで知られており、チームの中心的存在としての役割を果たしている。
今後の展望
日本ハムは、伏見の復帰により、CSでの戦いに大きな自信を持つことができる。彼の存在は、チームの守備力と打撃力を底上げし、選手たちの士気を高める効果がある。CSでは、伏見の経験と技術がチームの勝利に大きく貢献することが期待される。
伏見自身も、6年ぶりのCSでの活躍を誓い、チームの逆転日本一に向けて全力で戦う決意を固めている。彼の復帰は、日本ハムにとって大きな力となり、CSでの活躍に繋がることを期待したい。
結論
伏見寅威捕手の1軍復帰は、日本ハムにとって大きな喜びであり、CSでの戦いに向けた強力な武器となる。彼の経験とリーダーシップが、チームの士気を高め、逆転日本一への道を切り開くことを確信している。ファンも、伏見の活躍を心待ちにしていることだろう。日本ハム・ファイターズの今後の活躍に注目が集まる。