新庄監督、残留運動を呼びかけてチーム一丸の空気感醸成
日本ハム対ソフトバンク 新庄監督がファンに残留運動を呼びかけ
29日、エスコンフィールドで行われた日本ハム対ソフトバンクの試合は、日本ハムが2-6で敗れた。しかし、試合後のセレモニーで新庄監督がファンに異例の“残留運動”を懇願し、注目を集めている。
新庄監督は、球団から来季の続投要請を受ける予定であることが明らかになっている。セレモニーでは、「来年、レイエスとマルティネス、ファイターズのユニホームを着てほしくないですか? よそのチームのユニホームは似合わないですよね? みなさん『どこも行かないで運動』を始めてください!」と、ファンに熱心に呼びかけた。
新庄監督は26日に、「ビジョンが浮かんでこない」と自身の去就について言及していたが、この日のセレモニーでは、助っ人大砲2人の残留を熱望する姿勢を示し、ファンも含めたチーム一丸の空気感を醸成した。さらに、「僕たちは日本一しか今、考えていません。みなさん僕についてきてください」と、日本一を目指す強い意志を表明した。
新庄監督は、CS(クライマックスシリーズ)開幕までに、日本シリーズも見据えてレイエスの一塁守備を解禁する予定だ。また、投手起用についても、「常識にとらわれず、一番勝つ方法を考えてやりたい」と、柔軟な戦術を打ち出す意向を示している。
残りの試合では、秘策を練りながら日本一への道を整備する方針だ。新庄監督の熱意と戦略的なアプローチが、チームの士気を高め、ファンの期待をさらに高めている。
新庄監督の呼びかけに応えて、ファンたちはSNSなどで「新庄監督残留を応援する」という動きを始めている。チームの未来に向けた一丸となった雰囲気が、日本ハムの今後の戦いに大きな力となることだろう。