カツオのカレーたたき丼: 健康的なスーパーフードとカレーソースの絶妙な組み合わせ
カツオのカレーたたき丼
しらいのりこさんの「のっけて、食べる」レシピ
フードライターの白央篤司さんと、ごはん同盟のしらいのりこさんが、毎日交互に「のっけて、食べる」楽しさをレシピ付きで紹介しています。きょうはしらいさんの番で、第78回目は「カツオのカレーたたき丼」です。
この連載を始めてから、高たんぱく低脂質のスーパーエリート食材であるカツオの登場回数が多かったことに気づき、「ひと月いちカツオ」というルールを設けていました。しかし、戻り鰹のシーズンにはもう一回、カツオを紹介させていただきます。
材料(1人分)
- カツオ(サク): 100g
- にんにく(つぶす): 1/2片
- 玉ネギ(スライス): 少々
- かいわれ大根(あれば): 適量
- ごはん: 適量
調味料
- 醤油、酒、みりん: 各大さじ1
- カレー粉: 小さじ1
- オリーブオイル: 大さじ1
- 塩、こしょう: 少々
作り方
- カツオに塩とこしょうを少々ふる。
- フライパンにオリーブオイルとつぶしたにんにくを入れ、弱めの中火で熱する。
- カツオを入れて、表面を焼き付ける。途中で玉ネギを入れ、玉ネギがしんなりしたら、醤油、酒、みりん、カレー粉を加えてなじませる。
- カツオを取り出し、1センチ幅に切り分ける。ごはんの上にのせ、フライパンに残ったたれをかけて、かいわれ大根をのせて完成。
しらいのりこさんのコメント
実は、私、プライベートではあまりかいわれ大根を使わなかったのですが、かいわれ大根の上手な白央さんにつられて、最近よく使うようになりました。かいわれ大根は、料理の彩りをよくし、さっぱりとした味わいを加えてくれます。カツオのカレーたたき丼にのせると、香ばしさとさっぱりとした味が絶妙なバランスを生み出し、一層おいしくなります。
おいしいもののっけ隊(隊員2名)
白央篤司(はくおう あつし)
「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
しらいのりこ
お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共に、ごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
カツオのカレーたたき丼の魅力
カツオは、その高たんぱく低脂質の特性から、健康に気を遣う方々に人気の食材です。しかし、カツオ独特の臭みが気になるという方も多いかもしれません。このレシピでは、カレーソースを用いることで、臭みを抑えるとともに、ごはんとの相性を抜群にします。
カツオのたたきは、しっかりと脂がのった部位を使用することで、より一層の美味しさを引き出します。カレーソースは、醤油、酒、みりん、カレー粉をバランスよく組み合わせることで、深みのある味わいを生み出します。玉ネギの甘みと、にんにくの香りが加わることで、より豊かな風味が楽しめます。
最後に、かいわれ大根をのせることで、彩りがよくなり、さっぱりとした味わいが加わります。かいわれ大根は、栄養価も高く、ビタミンCや食物繊維が豊富です。このレシピでは、かいわれ大根がカツオの香ばしさとカレーソースの深みを引き立て、一層おいしく仕上げます。
まとめ
カツオのカレーたたき丼は、シンプルながらも深い味わいが楽しめる一品です。カツオの香ばしさとカレーソースの豊かな風味、そしてかいわれ大根のさっぱりとした味わいが絶妙なバランスを生み出し、ごはんとの相性も抜群です。ぜひ、このレシピを試してみてください。あなたの食卓が、より豊かになること間違いなしです。