「世界征服やめた」静岡初上映!北村匠海監督デビュー作と「しずおか映画祭」の魅力
「世界征服やめた」静岡で初お披露目 磯村勇斗が企画・プロデュースの「しずおか映画祭」で上映
2025年2月の全国公開に先駆け、北村匠海の短編映画監督デビュー作「世界征服やめた」が、磯村勇斗が企画・プロデュースを務める「しずおか映画祭」で上映されることが決定しました。上映当日には北村監督が登壇し、磯村とトークを行う予定です。
映画祭の始まりと目的
この映画祭は、磯村勇斗の「映画を身近に感じてほしい」という思いから1年前に始まりました。第1回は磯村の出身地である沼津市で、11月4日に3部構成で開催されます。映画祭の開催場所は沼津市民文化センター・大ホールで、通し券チケット(税込3500円)がすでに発売中です。詳細は公式サイト(https://shizuokaeigasai.jp)で確認できます。
オープニング作品「わが母の記」
オープニング作品(第1部)として上映されるのは、同じく沼津市出身の原田眞人監督作「わが母の記」です。この作品は沼津市で撮影が行われ、地元の風景や文化が豊かに描かれています。原田監督が登壇し、映画の制作背景や撮影エピソードについて語る予定です。
第2部の作品「arigato2000」と「世界征服やめた」
第2部では、静岡出身の佐津川愛美がプロデュースした「arigato2000」と北村匠海監督の「世界征服やめた」が上映されます。
「arigato2000」は、佐津川愛美がプロデュースした作品で、静岡の地域性や人々の生活を深く掘り下げた内容となっています。佐津川が登壇し、作品の制作意図や地域との関わりについて語る予定です。
「世界征服やめた」は、2011年6月23日に不慮の事故で亡くなったポエトリーラッパー「不可思議/wonderboy」の代表曲「世界征服やめた」に強く影響を受けた北村匠海が脚本を書き下ろし、自ら監督を務めた短編映画です。この作品は、生にすがることへの尊さと、「人生の主人公は自分しかいない」というメッセージを伝えています。主人公の彼方は内向的な社会人で、どこか飄々としている一方で、白黒をはっきりさせたがる同僚・星野の選択に大きく影響を受け、彼方の人生が大きく揺れ動きます。北村監督は、この作品を通じて、観客に自己肯定感と希望を与えたいと考えています。
第3部の作品「さかなのこ」
第3部では、磯村勇斗も出演した「さかなのこ」が上映されます。この作品は、のんが主演を務め、沖田修一監督がメガホンをとった作品です。のんと沖田監督が登壇し、映画の制作過程や磯村との共演エピソードについて語る予定です。
映画祭の意義と期待
「しずおか映画祭」は、地元の文化や芸術を発信し、映画を通じて地域の魅力を全国に伝えることを目指しています。磯村勇斗は、映画祭を通じて「映画を身近に感じてほしい」という思いを実現し、地元の人々に映画の楽しさや深さを伝えることを期待しています。また、北村匠海監督の短編映画デビュー作「世界征服やめた」の上映は、若手監督の才能を発掘し、映画界に新たな風を吹き込む機会となることでしょう。
映画祭当日は、多くの映画関係者やファンが集まり、盛り上がりを見せることが予想されます。ぜひ、この機会に「しずおか映画祭」に足を運んで、素晴らしい映画の数々を楽しんでみてください。