北村匠海監督・脚本の短編映画「世界征服やめた」に萩原利久、藤堂日向、井浦新が出演 予告映像公開
北村匠海(DISH//)が脚本・監督を務める短編映画「世界征服やめた」に萩原利久、藤堂日向、井浦新が出演することが決定した。本作の予告編とキービジュアルが公開されている。
この映画は、2011年6月に不慮の事故で亡くなったポエトリーラッパー不可思議/wonderboyの代表曲「世界征服やめた」に強く影響を受け、北村匠海が脚本を書き下ろし、自ら監督を務めた作品。内向的な主人公・彼方と、物事を白黒はっきりさせたがる彼方の同僚・星野の関係が描かれる。
主演の萩原利久は「友達が作る作品に出るのは初めてで、とても不思議な気持ちになりました。驚いたのは、彼がこんな脚本を書けるなんて。音楽活動も含めて本当に多才な友だなと感じました。現場でのやり取りもスムーズで、お互いがプレイヤーということもあり、ニュアンスで伝え合うことができました」とコメントしている。
藤堂日向は出演の経緯について「自分が疲れていた頃、北村匠海から不可思議/wonderboyの『世界征服やめた』を紹介されました。それ以降、心が温まり、何度もリピートしました。その後、映画の出演を打診され、その時はまさか自分が出演することになるとは思っていませんでした。台本を受け取ったとき、実感が湧きました。北村監督の作品に関われたことをとても光栄に思います」と語っている。
井浦新は、彼方が通う店の店長役で友情出演する。
予告編では、暗闇の中で焦燥感や絶望感が描かれており、2025年2月から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷を皮切りに全国の映画館で順次公開される。