18歳小杉啓太、スウェーデン1部で急成長!市場価値1.9億円に
小杉啓太は、スウェーデン1部ユールゴーデンIFで9月以降先発に定着し、18歳の日本人DFとして急成長している。小杉は、湘南ベルマーレアカデミー出身で、昨年のU-17ワールドカップにも出場。今年3月にユールゴーデンIFへ移籍し、2か月後にプロデビューを飾った。7月後半からスタメン出場の機会も増やし、8月のリーグ戦第17節ヨーテボリ戦ではプロ初アシストをマーク。9月29日のリーグ第25節ヴェルナモ戦(1-1)でも左サイドバック(SB)として先発フル出場している。
ドイツ移籍情報サイト「Transfermarkt」の最新の市場価値では、小杉の評価は120万ユーロ(約1億9000万円)に上昇。同メディアは、小杉がロス五輪世代の市場価値1位につけ、同世代2位のFW後藤啓介(60万ユーロ、約9500万円)の2倍の評価を受けていることを伝えている。
一方、現地メディア「FotbollDirekt」は、29日の古巣ヴェルナモ戦を前に、ユールゴーデンのDFヴィクトール・ベルグが「僕はもっとプレーしたいけど、ケイタはよくやっている」と発言した内容を紹介。ベルグは、90万ユーロ(約1億4000万円)の移籍金で9月にユールゴーデンに加入したが、9月以降で小杉にポジションを明け渡している。
記事では、ベルグが左SBのポジションを自分のものにするのに苦労している現状に触れ、「これまでほとんどプレーしてこなかった日本人が、左SBのポジションを任されるとは、おそらくヴェルナモの監督も予想していなかっただろう」と小杉の成長を取り上げている。