【フィギュアスケート】三原舞依、GPシリーズに挑む:自己との戦いと観客への感謝

【フィギュアスケート】三原舞依、GPシリーズに挑む:自己との戦いと観客への感謝

9月30日、都内でフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ開幕会見が行われ、22年GPファイナル王者の三原舞依(25歳、シスメックス)が参加した。三原は試合での緊張をほぐす方法として「お客さんの目を見る」ことを挙げた。彼女は「たくさんの方々のサポートがなければ、自分はここに絶対にいない」と感謝の気持ちを述べ、「お客さんの目を見て『ありがとうございます』という思いを込めて、切り替えて滑っています」と語った。

昨季は右足首の疲労骨折の影響で、11月のGPシリーズ第6戦NHK杯まで出場が遅れた。現在も完治はしていないが、今季は9月上旬のアジアンオープントロフィー(香港)で初戦を迎え、同29日の近畿選手権では合計173.58点で2位となった。

復活への道のりを歩む中、三原は今季のライバルについて「自分自身」を挙げ、「1選手としてまた上に上がっていきたい。自分自身に勝っていかないといけない」と力強く語った。GPシリーズには第3戦フランス大会(11月1~3日)と第5戦フィンランド大会(11月15~17日)に出場する。