サンワサプライ、強靭で防水のロバスト光ファイバーケーブルを発売
サンワサプライ株式会社は9月30日、ロバスト光ファイバーケーブル「HKB-RB2」シリーズと、その防水モデル「HKB-WRB2」シリーズを発売した。これらのケーブルは、シングルモードとマルチモードの2種類があり、コネクタの種類はLC×2-LC×2とSC×2-SC×2をラインアップしている。価格はオープンとなっている。
光ファイバーは、アーマードメタルパイプ、ステンレススチール網組、およびケブラー繊維で保護されており、側圧や引張に強く、車が通過しても光伝送が可能だ。また、ネズミなどの噛みつきにも耐え、難燃性も持っている。表面の被膜はPVCで、動作環境温度は-20~70℃。防水モデルのHKB-WRB2では、光ファイバーの周囲をPBT樹脂のチューブで覆っている。
シングルモード仕様の「HKB-RB2LCLC1」「HKB-RB2SCSC1」「HKB-WRB2LCLC1」「HKB-WRB2SCSC1」シリーズは、コア径9μm、クラッド径125μmで、10GBASE-LR/ER/ZRおよび1000BASE-LX/ZXに対応し、最長80kmの長距離通信が可能だ。
マルチモード仕様の「HKB-RB2M3LCLC」「HKB-RB2M3SCSC」「HKB-WRB2M3LCLC」「HKB-WRB2M3SCSC」シリーズは、コア径50μm(OM3)、クラッド径125μmで、10GBASE-SR/SWに対応し、最長300mの長距離通信が可能だ。
各シリーズの長さは50m、30m、20m、10mをラインアップしており、特注も可能。特注の場合には、LC、SC、FCコネクタの組み合わせを選択できる。