『鬼滅の刃』実写化なら…甘露寺蜜璃役は吉岡里帆が最適? 妄想キャスト予想
世界的な人気を誇る漫画『鬼滅の刃』は、2020年に劇場アニメ『無限列車編』が大ヒットし、その人気はさらに高まった。今回は、『鬼滅の刃』が実写化された場合のキャスティングを妄想し、特に「柱」などの重要人物に焦点を当てて解説する。
甘露寺蜜璃(かんろじみつり)は、「鬼殺隊」の中で唯一の癒しキャラクターであり、「恋柱」として知られている。彼女は、初対面から竈門炭治郎と禰豆子のことを好意的に思ってくれる、とても優しい性格の持ち主だ。彼女の使う「恋の呼吸」は、他の「柱」が使用する「炎の呼吸」から独自に派生したもので、周囲の挙動にキュンキュンしてしまう独特の能力を持っている。
甘露寺は、他の「柱」が使用する「日輪刀」と異なり、新体操で使用される布製のリボンのような「変異刀」を使用している。この刀は折れることなく、範囲が広いことが特徴だ。彼女の戦闘スタイルは、力強い刀の振り方だけでなく、新体操のようなしなやかなアクロバティックな動きも特徴的で、敵も見惚れるほど美しい。
甘露寺の存在は、「鬼殺隊」の殺伐とした雰囲気を明るくする効果がある。実写化された場合、甘露寺役には女優の吉岡里帆が最適だと考えられる。吉岡は、京都府の太秦に生まれ、映像会社を経営するカメラマンの両親の影響で、幼少期から日本舞踊や歌舞伎、能などの芸術に触れてきた。その経験が、甘露寺の舞うようなアクションを表現するのに活かされるだろう。
また、吉岡は日清食品「どん兵衛」のキャラクター“どんぎつね”(2017~2021)を演じるなど、あざといキャラクターを演じきる経験も豊富だ。映画『明烏』(2015)では、福田雄一監督の元で体当たりのコメディエンヌとして活躍し、フジテレビの深夜ドラマ『時をかけるな、恋人たち』では永山瑛太とダブル主演を務め、自由気ままなアドリブに対抗する盤石の演技力を示した。
吉岡里帆は、若手ながら「頼れる役者」としても評価が高く、「鬼滅の刃」の唯一の癒し系キャラクターを演じつつ、現場を明るい雰囲気で引っ張る役割を果たすことができるだろう。純粋に、吉岡里帆が演じる甘露寺蜜璃を見たいという鬼滅ファンは多いはずだ。