生島ヒロシ、米留学の決断とその影響を語る
生島ヒロシ(73)が9月30日、俳優の佐藤隆太(44)が司会を務めるTBSラジオのトーク番組「やる気スイッチラヂオ アストルム」にゲスト出演した。この番組では、佐藤がさまざまなジャンルのゲストを迎え、人生のターニングポイントや「やる気スイッチ」が入った瞬間を深掘りする内容となっている。
生島はTBSラジオの「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜前5:00)を担当しており、来年2月には放送7000回を迎える予定だ。番組アシスタントの佐々木舞音アナウンサー(26)から「学生の頃、アメリカに行かれてますよね?」と質問され、生島は子供時代の思い出を語り始めた。
「実家の宮城県気仙沼市で、海を前におやじとキャッチボールをしていたとき、おやじが『この海の先にはハワイがあって、その先にはアメリカ大陸がある』と言いました。『お前は将来、気仙沼に暮らさなくてもいい。アメリカでもアフリカでもどこでもいいから、海外で暮らせ』と何度も言われました」と語った。これは、日本が終戦から復興を始めた当時の話だ。
大学受験では法大に合格し、上京したが、当時は学生運動が盛んでまともに講義もなかった。生島は「何か嫌気がさして…。20歳の大学3年の夏、7月19日にほとんど片道切符でハワイに1人で向かった」と振り返った。当時は具体的な計画もなく、「このままではダメだ」と思い、法大を中退して渡米した。
佐藤も「へえ」と驚きの声を上げ、生島はハワイやその後の米国本土でのさまざまなエピソードを語った。生島は1975年に米カリフォルニア州立大学ロングビーチ校のジャーナリズム科を卒業している。10月7日にも同番組に出演予定だ。