FIFAがエトー会長に制裁、6カ月間のカメルーン代表試合観戦禁止
サミュエル・エトー会長が6カ月の試合観戦禁止処分を受けた。エトー会長はカメルーンサッカー連盟(Fecafoot)の代表を務めており、9月30日に国際サッカー連盟(FIFA)の懲戒委員会が処分を決定した。処分の理由は、FIFA懲戒規定第13条(攻撃的行動およびフェアプレーの原則違反)と第14条(選手および役員の不正行為)の違反である。
この処分は、9月11日にコロンビアのボゴタで行われたU-20女子ワールドカップ(W杯)のラウンド16で、U-20ブラジル女子代表とU-20カメルーン女子代表の試合に関連して課された。試合は延長戦の末に3-1でブラジルが勝利した。
処分はあらゆるカテゴリーの代表チームに適用され、エトー会長は半年間、カメルーンに関わる全ての試合の観戦が不可能となる。
エトー会長は現役時代、マジョルカ、レアル・マドリー、バルセロナ、チェルシー、インテルなどで活躍し、多くのゴールを決めた。会長に就任後も、監督人事などで問題を起こすなど、話題を呼んでいたが、今回の処分は大きな打撃となる。