【陸上】髙瀬無量、コニカミノルタコーチに就任!「選手と共に新たな高みを目指す」
コニカミノルタは10月1日、髙瀬無量氏がコーチに就任したことを発表した。
髙瀬氏は1989年生まれで35歳。中学から陸上を始め、兵庫県の市尼崎高から山梨学大に進学。大学では日本人エースとして活躍し、箱根駅伝には4年連続で出場。関東インカレハーフ2位など、ロードレースで強さを発揮した。日清食品グループに入社1年目にはニューイヤー駅伝で5区区間賞を獲得し、チームの2年ぶりの優勝に貢献した。
14年にはびわ湖毎日マラソンで8位入賞し、主将も歴任。チームの活動規模が縮小された19年以降も競技を続け、20年の東京マラソンをもって現役を引退した。その後、日清食品ホールディングスの社業に従事しながら、上武大駅伝部のアドバイザーとしても後進の指導に尽力している。
髙瀬氏は「伝統のあるコニカミノルタ陸上競技部の一員になれたことを大変うれしく感じております」とコメント。「個々の力を発揮させ、チーム全体の力を引き上げるため、私自身も選手と共に高みを目指して成長していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします」と就任のあいさつをした。
コニカミノルタ陸上競技部は1970年に創部(当時は小西六)。全日本実業団駅伝では2001年の初優勝から3連覇を達成し、14年までの14年間で8度の日本一に輝いている。今年1月の大会では27位にとどまったが、4月からは宇賀地強氏が新監督に就任している。