中央学院大吉田礼志が予選会を制し、箱根駅伝本戦出場へ大きく前進

中央学院大吉田礼志が予選会を制し、箱根駅伝本戦出場へ大きく前進

中央学院大学の吉田礼志(4年)が日本人トップでゴールした。第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)予選会が19日、東京・立川市で行われた。

この予選会には43校が参加し、各校からは登録14人以内から選出された12人以内が、ハーフマラソン(21・0975キロ)に一斉に挑んだ。上位10校が箱根駅伝本戦(来年1月2、3日)の出場権を獲得するために、全選手が全力で走破した。

レースは午前9時35分にスタート。スタート時の気温は23・2度で、東北東の風が1・1メートル吹き、晴れた天候だった。レース中は「夏日」(気温25度以上)になる可能性もあり、多くの選手が暑熱対策として白い帽子をかぶって走り始めた。

吉田は力強い走りで先頭をキープし、日本人選手の中でトップの成績を収めた。その活躍によって、中央学院大学は来年の箱根駅伝本戦への出場権を得る可能性が高まった。