床田寛樹、痛恨の被弾でリードを許す

床田寛樹、痛恨の被弾でリードを許す

床田寛樹、痛恨の被弾でリードを許す

19日、神宮球場で行われたヤクルト対広島の試合で、広島の床田寛樹投手は、厳しい展開に見舞われた。試合は1-5でヤクルトが広島に勝利し、床田は5回10安打5失点の結果となり、途中交代を余儀なくされた。

試合は初回、広島が1点の援護を受け、好調を期待された。しかし、2回には山田哲人も打たれ、同点のソロホームランを浴びた。その後も、4回に山田の犠牲フライで再び追いつかれ、5回には代打の青木の安打から打線に捕まり、サンタナに痛恨の3ランホームランを被弾。これにより1-5と大きくリードを許すことになった。

床田は6回の攻撃で代打を送られ交代した。5回10安打5失点の成績で、リードを許す形でのマウンド降板となった。この日、床田は投手としては試練の一日を送ったが、打撃面では今季初のマルチ安打を記録するなど、積極的な姿勢を見せた。

2-0で先頭に立った2回2死1塁の場面で、床田は吉村の直球を右前に運び、今季初安打を放った。さらに、1-2の5回先頭では外角球を流し打ち、左前に抜かせる好打を放ち、自身22打席ぶりの安打となった。マルチ安打は昨年9月26日の対中日戦での猛打賞以来となる。

試合中、床田は1死満塁という好機を迎えたが、4番・野間が遊ゴロ併殺打に倒れ、得点の機会を逃した。しかし、7月の球宴1戦目では代打として右前打を放つなど、打撃面でもその能力を示している。

この試合は、床田にとっては苦しい展開となったが、彼の打撃での活躍が光を放った。今後、再び投手としての自信を取り戻し、チームに大きく貢献することを期待したい。