青木宣親の跡を継ぎ、宮崎から新たな大物野手が誕生するのか?
青木宣親の引退試合が2日に行われる。青木は2003年のドラフト4巡目でヤクルトに入団し、2年目に打率.344(288-202)で首位打者に輝いた。その後、チームの主力として活躍し、2012年にはMLBに移籍。2018年に再びヤクルトに復帰し、ベテランとしてチームを支えてきた。
青木は宮崎県日向高出身で、宮崎県の高校出身の現役選手には、ドジャースの山本由伸(都城出身)、巨人の戸郷翔征(聖心ウルスラ出身)、ソフトバンクの武田翔太(宮崎日大出身)、広島の中崎翔太(日南学園出身)など、多くの実力者がいる。
OBの選手でも、名球会入りを果たした北別府学(広島・都城農出身)やMLB経験のある福盛和男(楽天・都城出身)、ロッテの黒木知宏(延岡学園出身)、ヤクルトの寺原隼人(日南学園出身)などが活躍している。
野手では、現役の青木の他に、阪神の小幡竜平(延岡学園出身)と楽天の山崎剛(日章学園出身)が目立つ。投手と比べるとやや少ない印象だが、引退したOBでは、広島の水谷実雄(宮崎商出身)、近鉄の小川亨(宮崎商出身)、日本ハムの田中幸雄(都城出身)、ロッテの西村徳文(福島出身)、オリックスの福良淳一(延岡工出身)など、多くの実績者がいる。
小幡や昨年117試合に出場した山崎らが、それぞれの球団でレギュラーとして活躍し、宮崎県の高校出身者の代表野手として期待されている。