グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロング、ラスベガス侮辱発言で地元ラジオ局から放送禁止
ロックバンドのグリーン・デイのフロントマン、ビリー・ジョー・アームストロングが、ラスベガスへの侮辱的な発言により、同市のいくつかのラジオ局で楽曲の放送が禁止された。
9月20日、グリーン・デイは「ザ・セーヴィアーズ・ツアー」の一環でサンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地オラクル・パークでコンサートを行い、ステージ上で次のように話した。「俺たちはジョン・フィッシャー(アスレチックスのオーナー)のような奴らの言うことなんか聞かない」「ラスベガスは大嫌いだ。アメリカの最悪の肥溜めだな」
この発言を受け、ラスベガスのラジオ局KOMP 92.3は「KOMP 92.3はグリーン・デイをプレイリストから全て削除しました。私たちじゃない、ビリー、あなたのことだ。ベガスフォーエバー」とインスタグラムに投稿した。また、X107.5もウェブサイトで次のように発表した。「シン・シティは彼の声をはっきりと聞きました。X107.5はそれを許しません。アームストロングの扇動的な発言を受けて、X107.5局はグリーン・デイの全ての音楽を禁止します」「昨年彼が(ラスベガスの)フリーモント・カントリー・クラブでポップアップショーを開催したことを考えるとそのコメントには驚いています。ショーは素晴らしいものでした!しかし今アームストロングはラスベガスの地元民たちとの一線を越えてしまいました」「グリーン・デイとは完全にお別れです。バイバイ、ビリー!」
ビリーは最近、ドナルド・トランプ前大統領のマスクを握りしめて『アメリカン・イディオット』をワシントンのナショナル・パークで演奏するなど、トランプ氏への抗議を続けており、昨年はマウイ島の火災救援金を集めるために、トランプ氏の顔をあしらったTシャツを販売していた。