【UFC】朝倉海、UFCデビュー戦でフライ級タイトル挑戦!日本人初のUFC王者なるか

【UFC】朝倉海、UFCデビュー戦でフライ級タイトル挑戦!日本人初のUFC王者なるか

12月8日に米・ラスベガスで開催される「UFC310」の対戦カードが13日に発表された。コ・メインイベントでは、元RIZINバンタム級王者の朝倉海(JAPAN TOP TEAM)がフライ級王者アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)に挑戦することが決定した。

朝倉海は昨年末にRIZINバンタム級王座を獲得後、今年6月に同王座を返上し、UFC挑戦を発表。UFCデビュー戦が異例のタイトルマッチとなり、国内外で大きな注目を集めている。デビュー戦でタイトルに挑戦するケースは極めて珍しく、歴史的な一戦となる。

王者パントージャは、昨年7月にブランドン・モレノとの激闘を制して王座を獲得し、2度の防衛を果たしている実力者である。

UFCのダナ・ホワイト代表は、自身の公式X(旧ツイッター)で「朝倉海はいきなり5分5ラウンドのタイトルマッチに挑む。なぜかって?誰も彼と闘いたがらなかったからだ。だけど怖いものなしのパントージャは『やる』と言った」と、海のデビューがタイトルマッチになった理由を説明した。

日本人選手のUFC世界王座挑戦は、2015年4月の「UFC186」で世界フライ級王者デメトリアス・ジョンソンに敗れた堀口恭司以来となる。朝倉海が勝てば、日本人初のUFC王者となるため、格闘技ファンの大きな注目を集めている。