笹生優花と古江彩佳、メジャーチャンピオン同士でホンダLPGA戦に挑む「楽しんでいっぱい思い出を」
今年のメジャーチャンピオン2人が、スタンレーレディスホンダにそろって出場する。笹生優花と古江彩佳が、静岡県の東名カントリークラブ(6610ヤード・パー72)で3日間の戦いに臨む。
6月の「全米女子オープン」で2勝目を挙げた笹生優花が、今季初の日本ツアー出場に臨む。彼女は「1年に1、2回しか日本の試合に出られないので、すごく楽しみにしています」と意気込んでいる。先週の「ウォルマートNWアーカンソー選手権」で予選落ちに終わったが、火曜日に帰国し、水曜日からコースに入り、宮里美香と9ホールをプレーした。プロアマでは18ホールをラウンドし、「距離感が大事になるのでそこをしっかりやっていきたい」と調整を重ねている。
笹生は米ツアーを主戦場としており、日本でプレーできる機会は限られている。それでも「メジャーに勝っていなくても日本でプレーするのは楽しみ。本当はもうちょっと出たいですけど、なかなかスケジュールが合わなくて」と本音を明かした。
同じく、7月の「アムンディ・エビアン選手権」でメジャー初制覇を果たした古江彩佳も出場する。両者が同一年のメジャーチャンピオンとして日本で競演する。「スケジューリングを組むのが大変だけれど、たまたまスケジュールが合って、一緒に試合に出られるのはいい思い出になる。自分たちだけでなく試合の思い出にもなると思うので、楽しんでいっぱい思い出をつくりたい」と笹生は語り、古江も「気負わずにお互いやれれば」と笑顔を見せた。
笹生は初日、小祝さくらと安田祐香との組み合わせでプレーする。小祝は全米優勝のときに最終日を2サムでプレーした。「ありがたいですね。あしたお礼を言っておきます(笑)。楽しみです」と笹生は喜んでいる。
笹生は、この後も米国女子ツアーでアジアを転戦し、最終戦まで突き進む。「(アジアの芝に)できるだけ早く慣れないといけない。あしたから試合が始まるけど、頑張らないといけない」と意気込んでいる。また、大好きなコンビニの「たまごサンドイッチ」も堪能し、メジャーチャンピオンの力を存分に発揮したいと語った。