「天使の足」も虚しく…マルセリーニョ、ガンバ大阪での不発とその理由
1993年の開幕から32年目を迎えたJリーグでは、数多くの外国籍選手がプレーしてきた。活躍した選手もいる一方で、期待を大きく裏切って帰っていった選手も少なくない。今回は、ガンバ大阪で活躍できなかった外国籍選手を紹介する。
マルセリーニョ(元ブラジル代表) 生年月日:1971年2月1日(30歳) 在籍期間:2002年 Jリーグ成績:21試合出場3得点
フラメンゴやコリンチャンスで活躍し、ブラジル代表としてもプレーしたマルセリーニョは、2002年にガンバ大阪に加入した。彼の右足のキックは「天使の足」と呼ばれ、のちにブラジル代表でFKの名手として活躍するダビド・ルイスやウィリアンもお手本にしたと言われている。
1stステージでは主力として活躍し、7月24日のサンフレッチェ広島戦で待望の初ゴールを決めた。しかし、2ndステージでは先発出場が3試合のみに終わり、1年限りで退団となった。
2002年7月24日、サンフレッチェ広島戦の先発メンバーは以下の通りだった。
▽GK 都築龍太
▽DF 山口智 宮本恒靖 木場昌雄
▽MF 森岡茂 遠藤保仁 ファビーニョ 新井場徹 マルセリーニョ
▽FW 吉原宏太