ドジャースの守備乱れが招いた大逆転!二回の悪夢、ビューラーの怒りとロバーツ監督の沈黙
ドジャースはナ・リーグ・地区シリーズ第3戦で、パドレスとの対戦で二回に守備の乱れから逆転を許した。試合はサンディエゴで行われた。
1点リードの二回、先頭のマチャドに初球でピッチクロックでボールを取られたドジャースの先発ビューラーは、3球目に中前打を許した。続くメリルは一ゴロとなったが、一塁手フリーマンの二塁送球が一走マチャドに当たる悪送球となり、無死一、三塁のピンチが広がった。
この場面で、マチャドは送球線上に走路を変える動きを見せていたが、ドジャース側は抗議の動きは見られなかった。解説者の荒木大輔氏は「かなり大きなプレー。アピールしても良さそうでしたが」と振り返った。
その後、無死一、三塁からボガーツの遊ゴロを処理したロハスが二塁ベースを踏んで併殺を狙ったが、二塁、一塁ともにオールセーフとなり、野選で追いつかれた。流れは一気にパドレスに傾き、ペラルタの2点二塁打、ヒガシオカの中犠飛、さらにタティースの2ランで、ドジャースは一挙6失点となった。
ビューラーはベンチへ戻ると、グラブに続いて、さらに置いてあった黒いボックスをたたきつけた。