リンドーアの活躍、MVP候補に浮上!大谷翔平との違いも注目
メッツのフランシスコ・リンドーア内野手は8日(日本時間9日)、本拠地シティ・フィールドで行われたフィリーズとの地区シリーズ第3戦に「1番・遊撃」で先発出場し、8回にダメ押しの適時二塁打を放ち、チームの勝利に貢献した。試合はメッツが7-2で勝利した。
試合前から4万4093人のファンはリンドーアに「MVP! MVP!」と声援を送り、彼の活躍を期待していた。リンドーアは最初の4打席で無安打に終わったが、6-2で迎えた8回2死一、二塁の場面で、カルロス・エステベス投手の99マイル(約160キロ)の直球を右翼線へ運び、適時二塁打を放った。
この一打が決勝点となり、本拠地のファンは大歓声を上げ、「MVPコール」がさらに高まった。ファンからは「リンドーアが間違いなくMVPだ」「リンドーアがMVPになるはずだ。単純明白」「まさに私のMVPよ!」「GOAT(史上最高)」など、称賛の声が寄せられた。
リンドーアは今季152試合に出場し、打率.273、33本塁打、91打点、OPS.844、29盗塁を記録。卓越した遊撃守備を誇り、MVP投票で重視される勝利貢献度WARでは、8月末の時点でドジャース・大谷翔平投手を抑えてリーグ1位に立っていた。最終的にはWAR7.0で大谷の9.2とは差がついているものの、東海岸のメディアやNYファンからは依然として人気が高い。