ラプーの新ワイヤレスマウス「MT760」シリーズ:2台のPC間を自在に移動、高級感あふれるデザインと優れた機能性

ラプーの新ワイヤレスマウス「MT760」シリーズ:2台のPC間を自在に移動、高級感あふれるデザインと優れた機能性

Rapoo(ラプー)のワイヤレスマウス「MT760」シリーズが発売中だ。このシリーズは、MとLの2つのサイズバリエーションと、ライトブラックとグレーホワイトの2色展開で、価格は7980円(ユニークオンラインストア)。MT760Mは10月下旬に発売予定だ。

「MT760」シリーズは、高級感のあるデザインと、デバイス間をシームレスに移動できる「Cross-screen switching function」を搭載している。形状はウミウシを連想させる大きなサムレストと、左側面の砂紋のようなデザインが特徴的だ。

MT760Lのサイズは約125mm(幅)×81mm(奥行き)×47mm(高さ)、MT760Mは約115mm(幅)×75mm(奥行き)×43mmで、約92%のサイズダウンを実現している。電源は800mAhのリチウムバッテリーで、フル充電で約30日間(2.4GHz無線で約160時間、Bluetoothで約150時間)の利用が可能だ。有線での利用も可能で、緊急時にも安心だ。

ボタンは全て静音仕様で、左右ボタンは押し込み距離が長く、しっかりとしたクリック感を得られる。特に、MT760Lは約103g、MT760Mは約89gと軽量で、自然に滑らかに操作できる。

接続方式はBluetooth、2.4GHz無線、有線USBの3つから選べる。Bluetoothは3台までペアリングが可能で、底面のスイッチで切り替えられる。2.4GHz接続では、最大4000DPIの光学式センサーと最大1000Hzのレポートレートを誇るが、特定条件下(白い机上に透明なPETフィルムを貼った場合)ではトラッキング能力が低下する可能性がある。

サムホイールは大きめだが、静止摩擦が大きく、回し始めにやや堅さを感じる。また、サムホイールの位置と軸の方向が操作しにくいと感じる人もいるかもしれない。

カスタマイズは専用ツール「RapooOfficeDev」から行う。DPI設定やマウスポインターの速度、スクロール量、レポートレートなどを設定できる。ボタンのカスタムも可能で、キー入力、左右、進む/戻る、DPIボタン、ホイール押下、カスタムボタンとホイール、サムホイールの回転などを割り当てられる。

「MT760」シリーズは、高級マウスに近いフィーリングで軽やかに操作でき、複数PC間を高速に移動できる。価格相応の満足感を得られる製品だ。ただし、一部の操作や設定に癖があるため、使用前に十分に理解しておくことをおすすめする。