「プレミアリーグ注目!ボーンマスの“フィジカルドリブラー”セメニョ、リバプールらビッグクラブ争奪戦勃発!来夏の移籍可能性は?」
ボーンマスに所属するFWアントワーヌ・セメニョに、プレミアリーグの複数のクラブから関心が集まっている。24歳のセメニョは、強靭なフィジカルと繊細なテクニックを兼ね備え、右サイドで強烈な個性を発揮している。彼の活躍により、ボーンマスは今季も堅調な滑り出しをみせている。
セメニョは2023年1月にブリストル・シティからボーンマスに加入し、昨季は8ゴール2アシストの好成績を残した。今季はエースFWドミニク・ソランケがトッテナムに移籍した後も、3ゴール1アシストと活躍を続けている。ウイングらしからぬフィジカルなプレースタイルが特徴で、ゴール前での競り合いでは相手を圧倒し、プレス時にはタックルでボールを奪い取る。
また、長い脚を活かしたドリブルも得意で、キックフェイントやシザースを織り交ぜながら、独特のリズムで危険なゾーンに侵入する。縦に進めば右足での高速クロス、カットインすれば強烈なシュートが飛んでくる。そのため、対峙する守備陣にとっては、まさに悪夢のような存在だ。
イギリスメディア『GIVEMESPORT』は、情報筋によると、リバプール、ニューカッスル、トッテナムが今季好調なセメニョに注目しており、2025年の獲得を視野に入れて動向を追っていると報じた。ボーンマスにとっては、2024年夏にソランケを放出したため、2年連続での主力流出は避けたいところ。さらに、セメニョの契約は2029年6月30日まで残されており、獲得には多額の資金が必要とされる。それでも、この新鋭が有するポテンシャルを買うビッグクラブが現れるかどうかは、セメニョのこれからの働き次第だ。