前山剛久、舞台の中止と謝罪、俳優としての復帰への意志表明

前山剛久、舞台の中止と謝罪、俳優としての復帰への意志表明

2022年6月末に芸能界を引退した俳優の前山剛久(33)が9日、自身のインスタグラムを更新し、11月公演予定だった舞台『ある日の通り雨と共に』の中止について改めて謝罪した。

前山はインスタグラムのストーリーズでTikTokとYouTubeの新アカウントを紹介し、約1分半の動画を公開。動画では黒のスーツに黒ネクタイ姿で、「前山剛久です。謝罪をしたいと思い、動画を撮っています。先日の舞台の一件で皆様にご迷惑をおかけしてしまったこと、深くおわび申し上げます」と謝罪した。

続けて、「この一件も過去の一件もすべて自分の責任です。だからこそ、すべて諦めて、すべて終わりにして楽になってしまった方が良いのかなとも思いました。けれど、生きて頑張りたいなとも思いました。なので、どうせ生きるなら、自分の望むことをしようと思いました」と語り、「こうして、YouTubeを撮っているのも、お芝居を続けたいという一心のもとです。これからYouTube並びにSNSでお芝居の動画を上げていければと思っています。皆さま、改めて本当に申し訳ありませんでした」と再度、頭を下げた。

舞台『ある日の通り雨と共に』は、東京・シアターサンモールで11月7日~10日に上演予定だった。脚本・演出は畑中晋太郎氏で、出演者は杉咲真広、あやせ、小林涼、河合健太郎、高梨怜、星乃まりな、酒井美来、薮田美由紀、根木冬馬/小湊よつ葉、鳥羽潤、前山という布陣だった。

しかし、出演予定だった高橋彩香(※高=はしごだか)、湯田陽花の所属事務所は9月13日、公式サイトを通じて2人が出演辞退することを発表。同20日には舞台の上演見送りが発表された。

2021年12月には、舞台共演があった神田沙也加さんが急逝。前山は同月、当時の事務所を通じて、神田さんと交際していた事実を公表。その後、心身の不調により仕事をするのが困難となり、2022年6月30日に当時の所属事務所を退所し、事実上、芸能界を引退していた。