「不快で怖い」「神経がわからない」前山剛久の“盗撮男”動画に視聴者からの批判殺到
10月9日、俳優の前山剛久が自身のYouTubeチャンネルを開設し、《今回の騒動に関して謝罪させて下さい》というタイトルの動画を投稿した。動画の中で、黒色のスーツ姿で出演予定だった舞台の中止について謝罪の言葉を述べた。
前山の謝罪動画は公開直後からSNS上で《なんでニヤけているのか》という指摘が相次いだ。ファンたちからは、時折見えた白い歯や、神田沙也加さんを「過去の一件」と呼んだことに対して、無責任さが指摘された。
前山は謝罪の翌日、YouTubeショートに新しい動画を投稿した。この動画では、ジーンズに黒色のパーカーを着たカジュアルな姿で、「盗撮魔」役を演じている。エレベーターの中で撮影者に近づき、『ねえ?会ったことあるよね?会ったことあるじゃん。覚えてない?会ったことあるよね』と詰め寄り、降りようとする撮影者に対して《なんで無視すんの おい なんで無視すんの》と演技した。
その後も、前山は「不倫され男」というショート動画を公開。部下と浮気した女性に対して、涙ながらに怒りをぶつける内容となっている。これらの動画に対して、X上では批判が殺到した。
《謝罪動画のすぐ後に彼が投稿したのが女性を怖がらせる「ストーカー盗撮男」という動画。彼が神田沙也加さんや、その死を悲しむご両親やファンたちに対して謝罪の気持ちが微塵もないことが見て取れるわ。こんな動画出して皆を煽ってるとしか思えない》 《前山剛久、不快というか怖い…》 《炎上商法なの?じゃなきゃ女性に加害を働く演技を公開したりできないでしょこの人の周りの人間いったいどうなってるの?》 《前山剛久のYouTubeチャンネルのショートが怖い。よくあんなショート出せるな…その神経が分からない…あんな感じで沙也加ちゃんに罵倒したんだと思うと腹が立って仕方がない》
2021年12月に神田沙也加さんが亡くなった後、『週刊文春』は前山が彼女を追い詰めるような罵倒をしていたと報じている。視聴者は、前山のこれらの動画を見て、神田さんが罵倒される光景が目に浮かんでしまったようだ。
2024年8月、『週刊女性PRIME』のインタビューで芸能活動への復帰を明かした前山だが、多くの困難が立ちはだかっている。11月に公演予定だった舞台『ある日の通り雨と共に』は、抗議が殺到したため中止となった。YouTubeはスポンサーが集まらなくても個人アカウントとして動画を投稿できるため、前山はまずはそこで爪痕を残したいと考えているのかもしれない。しかし、視聴者の心情に配慮していない一連の動画は、今後も炎上し続けるのは間違いなさそうだ。
この状態では舞台や映像作品へのオファーが届くとも思えず、まずは神田さんと何があったのか、視聴者に理解してもらうまでしっかり説明する必要があるとのことだ。