SKE48・井上瑠夏が16周年ライブで再び「ダンスのSKE48」を証明する意気込み

名古屋・栄を拠点に活動するアイドルグループ・SKE48が10月5日（土）に劇場デビュー16周年を迎え、10月12日（土）から3日間にわたって名古屋国際会議場 センチュリーホールで「SKE48 16th Anniversary Festival」を開催する。同公演は1日ごとに2008年から2012年、2013年から2017年、そして2018年から現在に年代を分けて楽曲を披露。ライブを通じてこれまでのSKE48の歩みを振り返っていく。

最新シングル「告白心拍数」（10月2日発売）の選抜メンバーとして活躍する井上瑠夏にインタビューを行い、ライブの見どころや意気込みなどを聞いた。

井上は、3日間の公演で年代別に楽曲を披露することについて、「公演ごとにセットリストがガラッと変わるため、リハーサルもいつもより入念に行っています。SKE48の歴史の濃さを改めて感じ、リハーサルで覚えることが多くて頭がパンクしそうですが、大変ながらも楽しく取り組んでいます」と語った。

他のメンバーの様子については、「みんなで教え合ったり支え合いながらやっています。今回のコンサートでまた違った一面や新しい一面が見られるメンバーもいると思います」と期待を寄せた。

リハーサル期間中のリフレッシュ方法については、「お昼のお弁当を楽しみにしています。また、集合時間が早くてもカフェで飲みものを買って頑張っています。最近は岡本彩夏ちゃんと2日連続で早めに集まって、『今日も頑張ろうね』とカフェでテイクアウトをしました。おうちに帰ってからは、熊本にいる愛犬のるるちゃんとテレビ電話をして癒やされています」と話した。

朝早くからのリハーサルについて、井上は「一人暮らしをしているので、なかなか朝起きられないという相談を荒井優希さんにしたら、『LINEグループつくろうよ』と提案してくれました。優希さんと青木詩織さんと3人で『寝坊しないグループ』をつくり、お互いに朝の確認のLINEを送り合っています」と明かした。

3日間の公演の中で特に楽しみな日については、「1日目、2日目、3日目全部です。各メンバーにそれぞれ見どころがありますが、私は3日間とも注目してほしい曲があります」と語り、特に3日間共通でセットリストに入っているある曲でセンターに立つことを明かした。「新しく振り付けを付けてもらった曲で、3日間ともファンの方には絶対に見てほしいです」と意気込んだ。

井上以外で要注目のメンバーについては、「同期の仲村和泉ちゃんと12期研究生の長谷川雅ちゃんを挙げます。和泉ちゃんの顔が大好きで、この曲をやってる和泉ちゃんの顔をモニターの大画面で見たいと思っています。また、長谷川ちゃんはリハーサルでもかわいいので、出てきた瞬間から『かわいい！』ってなると思います。12期研究生の元気さに先輩メンバーも癒やされていますし、ファンの方もパワーをもらえると思います」と語った。

昨年もセンチュリーホールで「SKE48 15th Anniversary Festival 2023」を行ったが、この1年間で印象に残っていることは、「『SKE48といえばダンス』というイメージが昔はあったと思いますが、15周年から1年間活動をしてきて、また『ダンスのSKE48』って感じてもらいたいと思います。去年のオープニングで披露した『Escape』や今年の夏のツアーでも各チーム共通の曲を披露するダンスブロックがあったり、ダンスを極めるという取り組みをたくさん行った1年でした」と振り返った。

最後に、今回のライブでファンにSKE48のどんな姿を見せたいかについて、「ファンの方には『ダンスのSKE48』をまた感じてほしいし、『やっぱりSKE48にしかできないライブだよね』と思ってもらえるパフォーマンスができたらいいと思います。ライブを通じて、『昔のSKE48も今のSKE48も好きだな』『今のSKE48が一番好きだな』と、もっとSKE48のことを好きになってもらえるライブになったらいいなと心から思っています。私たちの今の熱量が全部伝わって、『またSKE48で大きなコンサートを見たいな』と思ってもらえるライブにしたいです」と語った。