1年4か月ぶりの日本代表復帰、瀬古歩夢が3バックとボランチでの活躍に自信

1年4か月ぶりの日本代表復帰、瀬古歩夢が3バックとボランチでの活躍に自信

日本代表DFの瀬古歩夢(グラスホッパー)が、9日に行われた北中米W杯アジア最終予選・サウジアラビア戦(10日・ジッダ)の前日練習後、報道陣の取材に応じ、1年4か月ぶりのA代表復帰への心境を語った。

「やっぱり楽しいですね。上手い人とやるのは自分にとってもモチベーションになるし、楽しい日々を過ごしています」と瀬古は笑顔で話した。

瀬古は、昨年3月に第2次森保ジャパンが発足した際、6月の活動に連続招集され、A代表デビューを含む3試合に出場した。しかし、9月の欧州遠征以降は招集されなかった。当時を振り返り、「最初の場面で自分が爪痕を残せなかったのは事実」と語り、「今回選ばれて残っていけるかが試されていると思う。残れるように頑張っていきたい」と決意を述べた。

現在の日本代表では6月以降、「攻撃的3バック」の新布陣が導入されている。瀬古はグラスホッパーで3バックの経験も豊富で、「3バックはどこでもできるのでそこは長所だと思っている」「難しくはないと思っているし、入ったらやれる自信もあるので出たらやるべきことをやるだけ」と自信も示した。

また、昨年6月の活動では終盤にボランチとして起用された経験もあり、グラスホッパーでも「両方プレーさせてもらっているのでどちらもできるプレーヤーになっていると思う」と、DFとMFの両立に手応えを深めている様子。3バックへの適性とユーティリティー性、2つの長所で生き残りを狙っていく構えだ。