日本代表、オーストラリア戦予想スタメン解説。サウジアラビア戦からの変更点は?
日本代表は15日、FIFAワールドカップ26アジア3次予選の第4節でオーストラリア代表と対戦する。日本はここまで全勝無失点で進めており、ホームゲームでも引き続き勝ち点3獲得を目指す。
この試合のスタメンメンバーについて予想する。
GK:鈴木彩艶 鈴木は今年1~2月に行われたAFCアジアカップ カタールで5試合で8失点を喫し、苦労した経験がある。しかし、3次予選第3節のサウジアラビア代表戦では、9分にサーレム・アッ=ドーサリーのシュートを冷静にキャッチし、前半終了間際にはサウド・アブドゥルハミドの強烈なシュートを右手一本で防ぐ活躍を見せた。オーストラリア戦でも、ロングボールの処理に期待できる。
CB:板倉滉 日本は3次予選開始後、3バックを主軸に戦っている。第3節のサウジアラビア代表戦では、板倉滉が左センターバックとして堅実な守備でチームの勝利に貢献した。データサイト『Sofascore』によると、この日の板倉は守備アクションにおいてチーム内2位の数値を記録し、インターセプトやクリアなどで高いパフォーマンスを示した。
試合の立ち上がりは日本が苦労する場面もあったが、板倉は「自分たちで集中しながら入って、想定内というか、最初から良いペースで行けると思っていたわけではなかった。シュートブロックやプレーを止めることに力を入れ、徐々にボール保持時間を増やして、セットプレーから得点でき良かった」とコメントしている。
オーストラリアの前線には日本をよく知るMFミッチェル・デューク(FC町田ゼルビア所属)がいるが、板倉を含めた現在の最終ラインならば、ピンチにも十分対応できると期待される。