アーセナルのブカヨ・サカ、クラブを代表する選手としての成長とその思いを語る
アーセナルに所属するイングランド代表FWブカヨ・サカは、自身がクラブを代表する選手となったことについて語った。
現在23歳のサカは、2018年11月にUEFAヨーロッパリーグのヴォルスクラ戦でトップチームデビューを果たした。2019-20シーズンからはトップチームに定着し、公式戦38試合に出場して4ゴール12アシストを記録。その後、チームの主力選手となり、今では自身が生まれ育ったロンドンのクラブ、アーセナルを代表する選手となっている。
サカは、新しいユニフォームが発売されると、ロンドンのあちこちでそのユニフォームを着た人を目にするという。彼は、みんなが誰のユニフォームを着ているかチェックするようにしていると語る。
「小さな子供や年配の男性が僕のユニフォームを着ている姿を見ると、いい気分になる。このことを当たり前だとは決して思わないし、もしみんなへ少しでも時間や愛情をお返しすることができるなら、僕はそうするつもりだ」
今シーズン、主将であるノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールが負傷離脱してからは、サカが代わりに主将を務めることが多い。プレミアリーグ第5節のマンチェスター・シティ戦やUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のパリ・サンジェルマン戦といったビッグマッチでも、サカは主将としてチームメートを率いた。
「人にそのことを尋ねられると、言葉が出なくなる。みんなが僕が歩んできた道のりを知っている。主将の腕章を巻いて、エミレーツ・スタジアムでチームメートを送り出す…。言葉に出来ないよ」