【BOM49】奥脇竜哉、クンクメールとの対抗戦でインパクトある勝利を誓う!WBCタイトル獲得後の新挑戦

【BOM49】奥脇竜哉、クンクメールとの対抗戦でインパクトある勝利を誓う!WBCタイトル獲得後の新挑戦

13日に東京・渋谷のSpotify O-EASTで「Shimizu presents BOM48&49」の昼夜興行が開催される。夜興行となる「BOM49」では、ムエタイとクンクメール(カンボジアの立ち技打撃格闘技)の対抗戦が行われる。元ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者・奥脇竜哉(24歳、エイワスポーツジム)が、クンクメールのプロウン・ソシェット(カンボジア)と対戦する。

奥脇は9月のBOMでWBCムエタイ世界フライ級王座決定戦で1R KO勝ちを収め、WBCタイトルを獲得した。彼は「2019年6月に一度とれなかったベルトですが、2度目の挑戦でとることができて良かったです。次のラジャダムナンスタジアムのベルト挑戦に向けていい流れができたと思います」と語っている。

奥脇の戦略は、自分の得意技であるローとボディーブローで1Rから速攻勝負を仕掛けること。彼は「タイ人をリズムに乗せるとまずいですし、僕の試合の後に控えている(吉成)名高よりもインパクトある勝ち方をしたいなと思っていました」と説明する。

奥脇は、クンクメールとの対抗戦のメンバーに選ばれたことについて、「15歳の時、タイの田舎のチョンブリでカンボジア人選手と戦ったことがあるので、今回は2回目になります。その時の試合では30秒で僕がKO勝ちしたので、カンボジア人選手の特徴はあまりつかめていません」と述べている。

今回の相手、プロウン・ソシェットについては、「試合映像を見た限り、クンクメールの選手はみんなアグレッシブで、ガンガン来る印象があります。対戦相手の映像も見たんですが、『そこで蹴り出すんだ!?』というような、型にはまった攻撃ではなく、変な軌道で蹴ってくるのでやりにくさがあるかもしれません」と語っている。

対策としては、「しっかりガードを上げて、前の手をしっかり使ってさばいて、いつも通りローで削っていく作戦でいこうと思っています」と述べている。

奥脇は、ムエタイの代表として戦う意識も強く、「ムエタイの代表としてちゃんとクンクメールに勝てるように頑張ります。そして、今回いい勝ち方をして、ラジャダムナンスタジアムのタイトルに向かいます」と意気込んでいる。

最後に、ファンへのメッセージとして、「(品川)朝陽と名高より絶対インパクトある勝ち方をしたいと思っています。今回はクンクメールとの3対3対抗戦なので、朝陽につなげてもらって僕もしっかり倒して名高につなげて、ムエタイ勢が全勝できるように頑張るので、応援よろしくお願いします」と語っている。