【日本代表最新戦力分析】サウジアラビア戦へ向けて、盤石の布陣で初のアウェイ勝利を掴むことができるか?【2026W杯アジア最終予選】
日本代表は2026年北中米ワールドカップアジア最終予選で、9月に中国代表に7-0、バーレーン代表に5-0と圧勝し、連勝スタートを切りました。10月にはグループのライバルであるサウジアラビア代表とオーストラリア代表との連戦が控えており、ここで連勝を収めればW杯出場が一気に近づくことになります。サウジアラビアとオーストラリアは9月の試合で好成績を残せなかったため、日本戦に勝利する覚悟で臨んでくるでしょう。
特に注目されるのは、アウェイでのサウジアラビア戦です。日本はこれまでサウジアラビアのアウェイで一度も勝利を収めておらず、最終予選でも2大会連続で敗北しています。しかし、現在の日本代表はその苦手を克服する力を持っていると期待されています。
サウジアラビアは、ロベルト・マンチーニ監督の下、ホームでインドネシア代表と引き分け、アウェイの中国代表戦では1-2で逆転勝利を収めています。しかし、中盤の要であるMFモハメド・カンノが3試合の出場停止となり、ベテラン選手の不在も相まって、厳しい状況に立たされています。それでも、サウジアラビアは日本にホームで負けたことがなく、勝利すれば首位に浮上できるため、盤石の態勢で臨んでくることが予想されます。
日本代表の予想スタメンは以下の通りです。
- GK: 鈴木彩艶
- DF: 板倉滉、谷口彰悟、町田浩樹
- MF: 堂安律、遠藤航、守田英正、三笘薫
- MF: 久保建英、南野拓実
- FW: 上田綺世
- 監督: 森保一
システムは9月から採用している3-4-2-1のまま変更なし。攻撃的な3バックを採用し、サウジアラビアに対しても攻めていく姿勢で勝利を目指します。GKの鈴木彩艶は9月の2試合でも安定したプレーを見せ、最終ラインの板倉滉、谷口彰悟、町田浩樹も安定感のある守備を披露しています。
ボランチの遠藤航と守田英正は、遠藤のリバプールでの出番減少が懸念されますが、森保監督は信頼を寄せています。ウイングバックは右に堂安律、左に三笘薫が起用されるでしょう。三笘はブライトンでも好調で、サウジアラビアの右サイドを切り裂くことが期待されます。
シャドーは久保建英と南野拓実で、南野は中国戦で2ゴールの活躍をみせ、好調を維持しています。久保もアトレティコ・マドリー戦で好プレーを見せ、代表でも結果を出すことが期待されます。1トップは上田綺世で、バーレーン戦では2ゴール1アシストを記録し、フェイエノールトでもゴールを決めています。
サウジアラビア代表戦は10月10日(木)の27時にキックオフ。日本代表は3連勝を収め、グループ内で優位に立つことを目指します。