サッカー日本代表、バーレーン戦に挑む ─ 過酷な環境下で2連勝を目指す
サッカー日本代表は、2026年北中米ワールドカップアジア最終予選第2戦となるバーレーン戦(日本時間11日午前1時、バーレーンナショナルスタジアム)に臨みます。5日のホームで行われた中国戦では7-0で大勝した日本代表は、チャーター機でバーレーン入り。現地では日中の気温が40度に迫り、試合開始の午後7時でも30度を超える蒸し暑い環境での試合が予想されています。
選手たちの戦略 MF鎌田大地(クリスタルパレス)は「攻守の切り替え」と「コンパクトさ」を重視。「ボールを奪われた後、速やかに回収し、相手のロングボールに対してコンパクトに守ることが重要」と述べ、前線の選手は全力でプレーすることが大事だと語りました。
一方、昨季までカタールでプレーしたDF谷口彰悟(シントトロイデン)は「相手も暑さには慣れているが、ボールを保持しながら相手を疲れさせ、自分たちが主導権を握ることが重要」と語り、スタミナの使い方を工夫する必要があると指摘しました。
5大会連続で最終予選に挑むDF長友佑都(FC東京)は、相手を走らせながらボールを保持し、裏を狙うバランスの取れたプレーが鍵だと強調。
さらに、前回の中国戦で2得点を挙げたMF南野拓実(モナコ)は、過去の中東アウェー戦の経験を踏まえ「自分たちのミスが失点につながる可能性が高い」と述べ、ミスを最小限に抑えることが重要だと強調しました。
森保監督、勝利を誓う 初戦で強豪オーストラリアに勝利したバーレーンは、勢いを持って日本に挑んできます。森保監督は「完全アウェーの難しい戦いになるが、最大限の力を発揮して勝利を目指す」と意気込みを語り、日本は2連勝を目指して戦います。