「LINE Notify」の終了と代替サービス「Messaging API」への移行が2025年3月31日より開始
LINEは、外部アプリケーションなどからLINEアプリに通知を送信できる開発者向けサービス「LINE Notify」を2025年3月31日に終了すると発表した。このサービスは無料で利用でき、サーバの監視やIoTデバイスからの通知取得などに幅広く使用されていた。終了の理由として、経営資源を後継の類似プロダクトに集中させるためとしている。
代替として、LINE公式アカウントからメッセージを送信できる「Messaging API」の利用を推奨している。このAPIは月200通まで無料で利用でき、それ以上の利用は月5000円からとなる。
LINE Notifyは2016年にサービスを開始し、外部のWebサービスやアプリケーションとAPI連携し、それらの通知をLINEのメッセージ機能を通じて送信することが可能だった。Webサービス自動連携ツール「IFTTT」や、ソフトウェア開発向けの情報管理ツール「GitHub」、はてなのモニタリングツール「Mackerel」とも連携していた。
2025年4月1日以降は、全サービスを利用できなくなる。