元DeNAグリエル、痛恨のミスにボブ・コスタスから痛烈批判「10歳の子供でもキャッチできるボールを落とした」
MLBカンザスシティ・ロイヤルズのユリエスキ・グリエルは、現地10月9日に本拠地カウフマン・スタジアムで行なわれたア・リーグ地区シリーズ第3戦のニューヨーク・ヤンキース戦に5番・一塁でスタメン出場。9回表の守備の場面で痛恨の捕球ミスを犯した。
40歳のグリエルは、2014年シーズン途中にNPBのDeNAに入団し、62試合に出場して打率.305、11本塁打、30打点、OPS.885という成績を残した。しかし、翌年はキューバ側との折り合いが付かず、契約違反により退団した。その後、ヒューストン・アストロズなどでプレーし、今季8月31日にトレードでロイヤルズに移籍していた。
9回表の1死走者無しだった場面で、ヤンキースの2番フアン・ソトが緩めのセカンドゴロを放ち、アウトになると見られたが、グリエルが失策してしまった。
このグリエルの捕球ミスについて、米放送局『TBS』でMLB生中継を務める大物キャスターのボブ・コスタス氏は、「裏庭でキャッチボールしている10歳の子供でもキャッチできるようなボールを落としたよ」と、いつもの“毒舌”コメントで痛烈に批判した。
今季の地区シリーズでは、コスタス氏の毒舌コメントが話題となっており、米メディア『Barstool Sports』が「ボブ・コスタスはMLBプレーオフの放送から直ちに退くべき」と題した記事を配信し、猛烈に批判。他にもMLBの有名インフルエンサーなどから「頼むから黙っててくれ」などとコメントが寄せられ、同投稿に多くの「いいね」が付けられるなど、物議を醸している。
なお、ロイヤルズは2対3でヤンキースに敗北し、地区シリーズは1勝2敗となっている。