ケビン・コスナー、新作『Headhunters』でホラーに挑戦 ― 楽園が首狩り族の島に変貌

ケビン・コスナー、新作『Headhunters』でホラーに挑戦 ― 楽園が首狩り族の島に変貌

俳優のケビン・コスナーが、スティーヴン・ホラーラン監督の新作ホラースリラー映画『Headhunters』で主演、プロデューサー、共同脚本を務めることが明らかになった。

撮影監督として活躍してきたホラーランは、本作で長編監督デビューを果たす。コスナーは、近年自身が監督・主演した『Horizon: An American Saga』シリーズに注力していたが、『Headhunters』はその最新のプロジェクトとなる。

撮影は11月からハワイで開始予定で、すでに他のキャストとして、ドラマ『ステーション・イレブン』や映画『ヴァチカンのエクソシスト』などに出演したダニエル・ゾヴァットが名を連ねている。

『Headhunters』は、サーフィン文化とホラーを融合させた作品で、謎めいた過去を持つアメリカ人のレイザー(コスナー)がバリ島に移住し、地元のサーファーたちと“完ぺきな波”を求めて未開の島に旅に出る物語。しかし、その島は古代の首狩り族のテリトリーであり、楽園が血なまぐさい地獄へと変貌する。

プロデューサーのスコット・スタインドーフは、「これまでのキャリアで目にした中で、最高の脚本の1つ」と評価し、「ケビンは、自身の役柄に計り知れない深みとカリスマ性をもたらすレジェンド俳優です」とコスナーを称賛した。

また、ホラーラン監督は、コスナーとスタインドーフとのコラボを“夢の実現”と表現し、「10代の頃にカリフォルニアでサーフィンの動画を撮っていたところから、映画製作の道を歩み始めました。そして20年後、僕の生涯の情熱であるサーフィン、映画製作、そして冒険が繋がった『Headhunters』で原点に回帰します」と語った。