大谷翔平50号ボール、2億3200万円で新入札 所有権争奪戦も継続

大谷翔平50号ボール、2億3200万円で新入札 所有権争奪戦も継続

9月19日のマーリンズ対ドジャースの試合で、ドジャースの大谷翔平投手(30)が7回表2死三塁の場面で50号2点本塁打を放ち、前人未到の「50本塁打、50盗塁」を達成した。このホームランボールの競売に新規入札が入り、最高入札額が160万ドル(約2億3200万円)に上昇した。日本時間12日までに20件の入札が入り、それまでの最高入札額150万ドルから10万ドル上昇した。

大谷が50号本塁打を放ったのは19日の敵地マイアミでのマーリンズ戦で、この試合で3本塁打を放ち、2本目で50本に到達した。ボールは外野スタンドのファンの間で争奪戦となり、最終的に黒いTシャツを着た男性がボールを手に持ちガッツポーズをする様子が映像にとらえられていた。この男性はクリス・ベランスキーさんだと伝えられており、競売に出品したのもこの男性とみられる。

しかし、ボールの所有権を主張する2人の人物が現在、フロリダ州の裁判所に提訴中である。オークションの期限は日本時間23日午前11時まで延長されており、所有権を争う当事者たちは競売の継続を了承している。ロサンゼルスの地元テレビ局ABC7電子版の12日付の記事によると、専門家は入札額が300万ドル(約4億3500万円)に達すると予想している。