大谷翔平、鈴木誠也、今永昇太が「オールMLB」候補に!ファン投票で応援を
ドジャースの大谷翔平、オールMLBファン投票にノミネート
日本時間9月30日、2023年の「オールMLB」の候補選手が発表され、MLB公式サイト内の特設ページでファン投票も開始された。「オールMLB」は2019年から始まった表彰制度で、オールスター・ゲームが前半戦の成績を基にメンバー選考が行われるのに対して、「オールMLB」はシーズン通算の成績を基に「ファースト・チーム」と「セカンド・チーム」を選出する。選出はファン投票とメディア関係者などによる選考委員会の投票を50%ずつの割合で合計して決定され、受賞者は日本時間11月15日に発表される予定だ。
候補選手の概要
候補選手は野手69人(捕手10人、一塁手10人、二塁手7人、三塁手9人、遊撃手10人、外野手17人、指名打者6人)と投手46人(先発26人、リリーフ20人)の合計115人。この中から「ファースト・チーム」、「セカンド・チーム」ともに捕手、一塁手、二塁手、三塁手、遊撃手、指名打者が各1人、外野手3人、先発投手5人、リリーフ投手2人が「オールMLB」のメンバーとして選出される。
チーム別の候補選手数
チーム別の最多人数はパドレスとフィリーズの9人。次点はドジャースとアストロズの7人だった。また、候補選手115人のうち、今年のオールスター・ゲームに選出された選手も60人含まれている。日本人選手では大谷翔平(ドジャース)が指名打者部門、鈴木誠也(カブス)が外野手部門、今永昇太(カブス)が先発投手部門で候補入りを果たしている。
候補選手一覧
捕手(10人)
- ウィリアム・コントレラス(ブリュワーズ)
- ウィルソン・コントレラス(カージナルス)
- ヤイナー・ディアス(アストロズ)
- シェイ・ランゲリアーズ(アスレチックス)
- サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)
- カル・ローリー(マリナーズ)
- アドリー・ラッチマン(オリオールズ)
- ウィル・スミス(ドジャース)
- タイラー・スティーブンソン(レッズ)
- オースティン・ウェルズ(ヤンキース)
一塁手(10人)
- ピート・アロンソ(メッツ)
- ルイス・アライズ(パドレス)
- ジェイク・バーガー(マーリンズ)
- フレディ・フリーマン(ドジャース)
- ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)
- ブライス・ハーパー(フィリーズ)
- ジョシュ・ネイラー(ガーディアンズ)
- マット・オルソン(ブレーブス)
- ビニー・パスカンティーノ(ロイヤルズ)
- クリスチャン・ウォーカー(ダイヤモンドバックス)
二塁手(7人)
- ホセ・アルトゥーベ(アストロズ)
- ルイス・ガルシアJr.(ナショナルズ)
- アンドレス・ヒメネス(ガーディアンズ)
- ジョナサン・インディア(レッズ)
- ケテル・マルテ(ダイヤモンドバックス)
- マーカス・セミエン(レンジャーズ)
- ブライス・トゥラング(ブリュワーズ)
三塁手(9人)
- アレック・ボーム(フィリーズ)
- アレックス・ブレグマン(アストロズ)
- マット・チャップマン(ジャイアンツ)
- ジャズ・チザムJr.(ヤンキース)
- ラファエル・デバース(レッドソックス)
- マニー・マチャド(パドレス)
- エウヘニオ・スアレス(ダイヤモンドバックス)
- ホセ・ラミレス(ガーディアンズ)
- マーク・ビエントス(メッツ)
遊撃手(10人)
- ウィリー・アダメス(ブリュワーズ)
- オニール・クルーズ(パイレーツ)
- エリー・デラクルーズ(レッズ)
- ガナー・ヘンダーソン(オリオールズ)
- フランシスコ・リンドーア(メッツ)
- ザック・ネト(エンゼルス)
- コリー・シーガー(レンジャーズ)
- エゼキエル・トーバー(ロッキーズ)
- トレイ・ターナー(フィリーズ)
- ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)
外野手(17人)
- ムーキー・ベッツ(ドジャース)
- コービン・キャロル(ダイヤモンドバックス)
- ジャクソン・チョーリオ(ブリュワーズ)
- ブレントン・ドイル(ロッキーズ)
- ジャレン・デュラン(レッドソックス)
- ライリー・グリーン(タイガース)
- イアン・ハップ(カブス)
- テオスカー・ヘルナンデス(ドジャース)
- アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
- ジャクソン・メリル(パドレス)
- タイラー・オニール(レッドソックス)
- ジュリクソン・プロファー(パドレス)
- ブライアン・レイノルズ(パイレーツ)
- アンソニー・サンタンデール(オリオールズ)
- フアン・ソト(ヤンキース)
- 鈴木誠也(カブス)
- ドールトン・バーショ(ブルージェイズ)
指名打者(6人)
- ヨーダン・アルバレス(アストロズ)
- 大谷翔平(ドジャース)
- マーセル・オズナ(ブレーブス)
- ジョク・ピーダーソン(ダイヤモンドバックス)
- ブレント・ルーカー(アスレチックス)
- カイル・シュワーバー(フィリーズ)
先発投手(26人)
- ホセ・ベリオス(ブルージェイズ)
- ロネル・ブランコ(アストロズ)
- コービン・バーンズ(オリオールズ)
- ディラン・シース(パドレス)
- ギャレット・クローシェ(ホワイトソックス)
- ジャック・フラハティ(ドジャース)
- ルイス・ヒル(ヤンキース)
- ローガン・ギルバート(マリナーズ)
- ソニー・グレイ(カージナルス)
- ハンター・グリーン(レッズ)
- タナー・ハウク(レッドソックス)
- 今永昇太(カブス)
- マイケル・キング(パドレス)
- レイナルド・ロペス(ブレーブス)
- セス・ルーゴ(ロイヤルズ)
- ショーン・マナイア(メッツ)
- ブライス・ミラー(マリナーズ)
- コール・レイガンズ(ロイヤルズ)
- クリス・セール(ブレーブス)
- クリストファー・サンチェス(フィリーズ)
- ポール・スキーンズ(パイレーツ)
- タリック・スクーバル(タイガース)
- レンジャー・スアレス(フィリーズ)
- フランバー・バルデス(アストロズ)
- ローガン・ウェブ(ジャイアンツ)
- ザック・ウィーラー(フィリーズ)
リリーフ投手(20人)
- ジェイソン・アダム(パドレス)
- エマニュエル・クラセ(ガーディアンズ)
- カイル・フィネガン(ナショナルズ)
- ジョシュ・ヘイダー(アストロズ)
- ライアン・ヘルズリー(カージナルス)
- ジェフ・ホフマン(フィリーズ)
- ライセル・イグレシアス(ブレーブス)
- ケンリー・ジャンセン(レッドソックス)
- グリフィン・ジャックス(ツインズ)
- メイソン・ミラー(アスレチックス)
- アンドレス・ムニョス(マリナーズ)
- デービッド・ロバートソン(レンジャーズ)
- タナー・スコット(パドレス)
- ケイド・スミス(ガーディアンズ)
- マット・ストラーム(フィリーズ)
- ロベルト・スアレス(パドレス)
- エドウィン・ウセタ(レイズ)
- アレックス・ベシア(ドジャース)
- ライアン・ウォーカー(ジャイアンツ)
- カービー・イェーツ(レンジャーズ)
日本人選手の活躍
特に注目すべきは、ドジャースの大谷翔平が指名打者部門で候補入りしたこと。大谷翔平は、投手としても打者としても卓越した能力を発揮し、MLBで大きな注目を集めている。また、カブスの鈴木誠也と今永昇太も、それぞれ外野手部門と先発投手部門で候補に選ばれた。鈴木誠也は、その守備力と打撃力でチームに貢献し、今永昇太は安定した投球で多くの勝利に貢献している。
結論
「オールMLB」の候補選手発表は、各選手のシーズン通算の成績を評価する重要な機会であり、ファン投票と選考委員会の投票によって選出されるメンバーは、その年の最優秀選手として称えられる。特に日本人選手の活躍は、MLBにおける日本野球の存在感を高めている。ファンの皆様は、この機会にぜひお気に入りの選手に投票し、彼らの活躍を応援していただきたい。