ダルビッシュの悔恨と称賛:山本由伸の好投に感動「悔しいが、嬉しい」
パドレスのダルビッシュ有投手がナ・リーグ地区シリーズの第3戦で先発し、7回途中3安打2失点の好投を見せた。しかし、打線の援護が得られず、チームは完封負けを喫し、敗退が決まった。
試合後、ダルビッシュは「悔しいですね、もちろん。ここでシーズンがオフシーズンになるのは実感がないというか」と心境を語った。また、「2本目のホームランが痛かった、チーム的に。そこが悔やまれます」と振り返った。
ダルビッシュの投球は圧巻で、大谷翔平を3打数無安打2三振と封じ込めた。しかし、2回と7回にソロホームランを2本被弾し、打線も2安打に抑えられて敗れた。前戦に続き7回1失点の好投を披露し、「単純にカーブ、カーブ以外のどの球でもストライクが投げられていた。ここまで何でも投げられる状況はなかった、ここまでの状態に持って来れたのは良かった」と前向きな思いを示した。
また、山本由伸との投げ合いとなったが、山本は5回無失点の好投。「山本君があんなピッチングをして、ドジャースはいろいろあったと思うが、山本君を信頼したのは感動しましたし、その中で活躍したのは山本君がいいピッチングしたのは嬉しい」と称えた。
大谷翔平との対戦については、「自分に気を遣ってるのはあると思うので」と前置きし、「自分がいろいろ考えているやり方は出せた。そういう面では良かった」と語った。