EXILE SHOKICHIが企画監修、肉イベント「MEAT MANIA JAPAN」開幕、八将牛プロジェクトも披露
EXILE SHOKICHI(EXILE、EXILE THE SECOND)が企画監修する「MEAT MANIA JAPAN supported by SUNTORY」が、10月12日と13日の2日間、東京・キラナガーデン豊洲で開催される。初日開幕前にSHOKICHIが囲み取材に応じた。
SHOKICHIは、芸能界きっての肉マニアで、2019年に自らの出身地である北海道で純血但馬牛の八将牛(はちまさぎゅう)を育てるプロジェクトを発足した。この「MEAT MANIA JAPAN」は、ミートカルチャーを来場者に共有するイベントで、全国から厳選した7店舗の焼肉店が豊洲に集結する。場内は焼肉エリアとキッチンカーエリアに分かれており、キッチンカーエリアは無料で入場可能。2日目は完全招待制で、肉の匠と有名シェフがコラボレーションし、八将牛を含むブランド牛を使ったフルコースが提供される。
初日の12日は快晴で、SHOKICHIは「晴れ男パワーを見せることができたんじゃないかな。たくさんの方に協力していただいて、スタッフの皆さんに本当に感謝感謝感謝という感じです」と喜びを語った。また、「八将牛プロジェクトを進めていく中で、命のリレーに感動しました。八将牛が初出荷されることを記念して、その感動を教えてくれた皆さんに恩返しをしながら、お客様に同じ感動をシェアできたらと思いイベントを開催することにしました」と、イベント開催の経緯を説明した。
SHOKICHIの地元・苫小牧には、ドラム缶を加工した焼き台で味わうジンギスカン「しばれ焼き」がある。彼は「日本の焼き肉文化は素晴らしくキャッチー。皆さん一度は焼肉に行ったことがあると思います。僕のルーツにあるしばれ焼きのような、イベントをできないかと思ったんですが、リファレンスがなくて大変でした。でもたくさんの方のお力添えによりできることになってうれしい」と、従来の肉フェスではあまり見られない焼肉スタイルでのフード提供にこだわりを持っていることを明かした。
八将牛のルーツは兵庫県で、SHOKICHIが好きな和牛の純血血統の仔牛を北海道に連れてきて育成している。SHOKICHIは「江戸時代の人たちは今の自分たちより体が小さくて、今はいろんな血が混ざり合って人類が大きくなっています。牛も同じで、昔の牛は今よりもひとまわりもふたまわりも小さい。その分味がすごくシャープで、めちゃめちゃきれいで、美しくて、アロマティックで……そして脂がオリーブオイルぐらいサラッとしている。そこに魅力を感じました。あと顔もかわいいですよ。めちゃくちゃかわいい! 背中もピーンとしていて、そこに惚れまして純血血統の牛を15頭育てています」と、八将牛の魅力を熱弁した。
完全招待制となる13日のイベントでは、有名焼肉店「うし松」の平久保シェフが調理した八将牛のステーキが提供される。SHOKICHIは「ストレートにステーキでいこうかなと思って」とその出来栄えに胸を張った。
SHOKICHIは、焼き肉が大好きなことから「ショウキチTouchdown」というこだわりの肉の焼き方を報道陣に伝授した。「雑に焼かず、リスペクトを持って焼く。牛の育ってきた感じを見て焼くのがこだわりです。飛行機に乗っているときにいきなりガッと降りると嫌じゃないですか。ショウキチTouchdownという技で肉もしっかりTouchdownしてあげるんです。Touchdownは重要です。野蛮にガーンとはいかない。焼き肉は全部正解のスタイルだと思いますが、僕は優しく降ろしてあげるみたいな感じですね」と、その思いを語った。
最後にSHOKICHIは「このイベントを通じてみんなで食べる楽しさや命をいただく意味合い、そういった食の素晴らしさ、生きることの素晴らしさを共有できたら。今日は晴れたのでまずはビールを飲んで肉とワインでペアリングしてもらって最高の思い出にできればと思います。そしてみんなに知ってもらって来年再来年と続けていけたら」と思いを語った。