【陸上】濵口大和、少年A5000mで圧勝!駅伝シーズンへ弾みをつける「走りで引っ張る」
佐賀国民スポーツ大会の4日目、少年男子A5000mの競技で濵口大和(長野・佐久長聖高3年)が13分40秒65で優勝を果たした。
試合は、序盤から新妻遼己(兵庫・西脇工高3年)がレースをリードし、3000mを8分20秒で通過した。その後、フェリックス・ムティアニ(山梨・山梨学院高2年)が前に出てペースを上げ、レースは盛り上がった。
濵口は「集団でレースをしつつ、余力のあるところでスパートする」という戦略を立て、先頭に立ったムティアニの背後にぴったりとついた。残り300mで強烈なスパートを仕掛け、新妻に4秒以上の差をつけて優勝した。
インターハイでは1500mで優勝したムティアニに敗れ、5000mでは7位に終わっていた。今回はその2人との競り合いを制し、「リベンジできて良かった」と安堵の表情を浮かべた。
3月の世界クロスカントリー選手権U20に続いて、8月のU20世界選手権でも国際大会を経験し、「スローペースでもラストはキレ良く上がってくることが大切」と männlich に語った。
世界を見据え、「日本国内で優勝しても満足せず、ここからどうやって来年につなげていくかを考えています」と意気込む。トラックで磨いたスピードを駅伝にも活かしていきたい考えだ。
今後は駅伝シーズンを迎え、「チームとしても少しずつ良くなっていると思います。キャプテン、エースとして走りで引っ張っていければ」と、駅伝でも快走を約束している。