札幌競馬場に野生のシカ、警察通報で一部施設制限とイベント中止
14日、札幌競馬場に野生の鹿が侵入するという珍しい事態が起きた。この日の開場前、西駐車場とスタンドの間の林を走り回っている鹿の姿を、JRA札幌競馬場の職員が発見した。地元警察に通報し、8時57分頃に鹿は競馬場から立ち去った。
JRAによると、侵入したのは小さな角が生えた雄の鹿で、職員は「競馬場に鹿が来るとはあまり聞いたことがありません」と驚きを隠せなかった。この出来事に関連して、JRAは危険防止のため、一部エリアの利用制限とイベントの中止を発表した。具体的には、屋外エリア(コース前、ターフパーク、もいわテラス)を閉鎖し、おもしろ自転車やバックヤードツアーのイベント開催を見合わせた。