山形中央、力投の小坂が日大山形を完投で下し初の4強進出 秋季高校野球東北大会
先発でマウンドに上がった山形中央の小坂が力投をみせた。2回戦では一関学院(岩手1位)相手に110球を投げ3安打完投勝利を挙げた小坂は、中1日の登板にも関わらず疲れを見せず、8回まで日大山形(山形2位)の打線を4安打無失点に抑え込んだ。9回に2死から1点を失ったものの、最後は遊ゴロに落ち着いて打ち取り、6安打完投勝利で山形中央を4強に導いた。
打線では、2番の鈴木崇仁外野手(2年)が3回2死三塁の場面で右前適時打を放ち先制。その回に3点を挙げて小坂を援護した。山形中央は少ないチャンスを活かし、13年以来12年ぶりのセンバツ出場へ一歩前進した。