習志野高校野球部、センバツ出場絶望の5回コールド敗退

習志野高校野球部、センバツ出場絶望の5回コールド敗退

習志野、5回コールドで敗退 センバツ出場絶望

令和6年度第77回秋季千葉県高等学校野球大会の4回戦で、習志野が拓大紅陵に5対15で5回コールド負けを喫し、3回戦敗退となった。この結果により、習志野の来春センバツ大会出場の望みが絶たれた。

習志野は春夏通じて13度の甲子園出場を誇る名門校であるが、この試合では序盤から苦しい展開に陥った。初回、習志野は5つの四死球が絡み、9失点を喫した。この大量失点により、試合の流れを握られ、序盤から大量リードを奪われた。

しかし、習志野は2回に有友 尚應捕手(1年)が二死満塁から走者一掃となる三点適時二塁打を放ち、4点を返した。さらに3回には平野 大希外野手(1年)の適時三塁打で1点を追加し、4点差まで追い上げた。一時は逆転の可能性も見えたが、4回裏に拓大紅陵の山邊 颯内野手(1年)が2点適時打を放ち、再びリードを広げられた。

5回にはさらに2点を追加され、最後は投手の失策でサヨナラの走者が生還。結果的に10点差でコールド負けとなり、試合は終了した。

習志野は今夏の大会でも3回戦で東京学館浦安に7回コールド負けを喫しており、苦しい戦いが続いている。今回の敗退により、来春のセンバツ大会出場の可能性が完全に消滅した。今後、習志野はチームの再建に向けた取り組みを進めることが求められる。

この試合の結果は、習志野の選手たちにとって大きな打撃となったが、敗戦から学び、さらなる成長につなげることを期待したい。