ソトの初回2ランでヤンキースが幸先良いスタート、ワールドシリーズ進出に王手かかるか
ヤンキースのフアン・ソトがア・リーグ優勝決定シリーズ第4戦で、初回無死一塁の第1打席にポストシーズン2号となる中堅への先制2ランを放った。相手先発ウィリアムズの立ち上がりに、ボールカウント3−1からの98マイル(約158キロ)の直球をジャストミート。打球速度113マイル(約182キロ)の打球が右中間スタンドに飛び込んだ。
前日、ヤンキースは8回にジャッジとスタントンの阿部勲で逆転したものの、あと1アウトで追いつかれ、延長戦の末に敗れた。試合前のブーン監督は「野球は毎日プレーするスポーツ。タフな負けがあったとしても、翌日また球場に来るのが野球だ。選手はそういうことに慣れたアスリートだ。プレーオフの戦いの途中には、必ずタフな負けがあるもの」と選手のメンタルの切り替えを強調していた。
ソトの2ラン後、ジャッジが遊ゴロに倒れるなど3者凡退となったが、前日の流れを断ち切りたいヤンキースにとっては、幸先のよいスタートとなった。